劣化診断 書込み作業(自己紹介~研修まで)

初めまして。8月から建物点検・調査業務補助のアルバイト勤務を始めました、H.Yと申します。

現在、大阪大学の大学院で所得税法等の租税法分野を専攻しています。

今回、夏季休暇中に何かアルバイトを始めたいと思い求人サイトに掲載されていたこのアルバイトに応募しました。そして、事前相談における「マンションの管理業務は立法や法的紛争と密接に係わっている」という、沖偉久さんの言葉に強く惹かれたことや、宅地建物取引士資格試験の勉強をする中で建物の構造等に興味を持つようになったことから実際にアルバイト勤務をしたいと思うようになりました。

建物点検・調査業務補助のアルバイトの内容は、マンションやアパートの内外部の構造が記載された平面図に点検者が指摘した損傷箇所を色ペンで記入していくものです。

勤務内容は一見単純ですが、記入方法(色ペンの使い分けや記載事項等々)や理解すべき業務特有の用語を理解しなければならず、このような技術の習得から研修は始まりました。

もっとも、新型コロナウイルス感染症流行の影響もあり、対面や現地での研修が難しく沖さんからメール添付の形で頂いたオリジナル資料をひたすら読み込む形で研修は進んでいきました。

頂いた資料は、建物点検全般のマニュアルやマンションの構造を説明した文献資料、過去の建物点検で実際に使用された平面図を模したものと点検写真等多岐に渡りました。一部の実際に使用された平面図の中には、初回勤務であるにもかかわらず数十を超える指摘箇所を空きスペースを上手く利用して整然と記載しているものもあり果たして自分がこのような作業をすることができるのか不安に思うこともありました。

建物点検・調査業務補助のアルバイトは通常、

➀資料により全体の作業内容を確認。

➁数回の現場研修で平面図への記入の練習を行う。

➂実務日程の調整という段階で進められます。

作業現場でのアルバイトの欠員が発生しその補充のための勤務をすることになりました。そのため➁の研修は現場初日の前日かつ打ち合わせも兼ねたものになりました。研修では、急きょと言う事と時間的に夜になってしまった事からファミリーレストランで食事を頂きながら平面図を利用しての作業内容の復習を行いました。

研修では沖さんが、平面図にはマンションの住民の方や見積もりをする業者の方も見ることを意識して書き込みを行うこと。

綺麗に書き込みを行うには空きスペースの利用と仕上がりのイメージを持つことが重要であることを仰っていました。

勤務当日は点検者の方としっかりコミュニケーションをとること及び常に平面図のスペースを上手く利用することを心掛けることを意識すると決めて、事前研修を終えました。

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