
建築・設備点検
電気設備点検
ここでは、法律で定められている「契約点検」について説明します。
共用部分は「区分所有者全員の財産・資産」です。
● マンション敷地内の共用部分 ●
屋上・塔屋・屋根
共用廊下・階段
エントランスホール
駐車場や駐輪場・ピロティー
敷地内遊戯施設(公園)・隣地境界線内部
ゴミ置き場 etc.
● 共用部分の設備関係 ●
共用部分の設備には、インターホン、エレベーター設備、オートロック設備などがあり
法定点検(設備)以外にもさまざまなものがあります。
主に建築と設備といった表現で分別されていますが
単独または設備ごとの法定点検があるもの以外を
総合的に一度に点検調査する事は法律では網羅されていません。
マンション管理会社が1年に一度管理組合様との管理計画の中で契約し
建築・設備の総合点検を実施することがあり、それを契約点検と位置付けています。
個々の法定点検(特建・消防・受水槽高架水槽・ELV・電気設備)以外は、
専門業者が点検、調査を行う機会が無いのも事実となり
広義の安全管理にも目の届きにくい環境があります。
ビル管理で培った経験と知識は,専門の工事を行える程ではないにしても
建築をはじめ消防、給排水、電気、環境衛生、警備、など多様な側面から
安全管理まで総合的に点検して写真付き報告書を作成し提出しています。
広義的意味合いが多く大規模修繕工事に伴っての懸案事項に入れる場合もあれば
大規模修繕工事には直接該当しないものまでさまざまですが、
長期的視野や傾向を報告書作成後に共に理解していく形は
皆様に大変好評です。